刻(新潟)

かなり昔、
友人と新潟に行った時のスケッチを見つけた。

当時バイク免許しか持っていなかった私は
友人の運転する隣で何処までも続く田んぼと
並んだはざ木の織りなす独特な風景を眺めながら
目的の美術館までは遠く
繰り広げられる風景は延々と終わり無く続くかの様に思えた。
初めて訪れた新潟は
町の印象よりも”はざ木のある田園”風景が焼き付いている。
整然としかし微妙に曲がりながらも真直ぐに立ち並ぶ木々
その姿は自然と共存する人々の知恵の様に美しい風景を造り上げていた。

Moment (Niigata) (70x180mm)

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新春の空

お正月 神戸に帰省し 空を見上げて深呼吸する。
空は高く 冷たく乾いた風が舞い、
高く流れる雲は 陽光を浴び 銀箔の様に光る。
幼い頃から見慣れた冬間の淡い光が
冬の寒さに凍てつく心に滲む。何歳になっても帰省する度
電車の窓に広がる瀬戸内の波光と
遠くに霞む淡路島を脳裏に焼き付ける様に見入っている。

今年一年が皆様にとって
この波と煌めく光の様に
穏やかで素晴らしい年になりますように。

Seto (Suma) (8x18mm)

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蒼い時 (金沢/主計町)

毎日見慣れていた風景の
朝の表情、夜の表情、
季節の移り変わりにみせる日々の表情も、
ひとたびそこから離れると記憶の隅に
ひっそりと取り残される。

蒼い時 (Kanazawa,Kazue-machi) (sold)

この絵を見ていて
それを思い出したよと語る人の
ひとときの小さな心の拠り所になれたのだろうか。

そこに人が住んでいるから、
毎日表情も変わる。
川面に映る光の影に
今宵も人々の想いが漂う様に。

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静寂の中で

Calmness(xcm)

Calmness(5x12cm)

たたずむ木々の小枝が
静けさの中にひそかにリズムを刻む
一番落ち着きを感じる景色

枝を広げる木の姿に
無意識に認識することが
心の落ち着きの一因かもしれない

 
 
少しずつですが、
冬に向かっているとはいえ、
いつになく青空と陽射しを感じる今年の金沢。
小さな展覧会とライブをする事になりました。
安房万里子展 with Asanogawa Session & Sasha live at 町屋塾
ギャラリー12/8,9,10の11:00-18:00
Live start 4pm, December 10th                @¥1500(one drink)             20人前売り限定

ライブの前後は十一夜カフェのご利用ができます。金沢市東山Ⅰ−34−6 tel:076-252-3176

http://machiyajuku.blog103.fc2.com/
(川沿いに2、3台分の駐車スペースもありますが、近くの駐車場も限られていますので
なるべく公共の交通機関でのお越しをお薦めします。)
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冷えた朝

秋、冷えた空気の朝もやのなかに
浮かび上がる対岸

すべての音を飲み込む重厚な空気の層が
地上と空の派境まで曖昧にする

足元の枯れた草が静かに折れる音と
川面に折り重なる澄んだ色が
わずかに心に生気を呼び戻す

 

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Full moon party

秋の日、満月が夜空にぽっかりと浮かぶと
なぜか月に’見られている’気がする

Full moon party

Full moon party(5x9mm)

月の波動には、
心や体を’浄化’する力があると言う人もいる。
五感、直感、霊感の感性を研ぎ澄ませる力を秘めていると。

地球は月に愛されている
そんな言葉で表現してもいいだろうか。

遥か彼方から静かに
励まされている。

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月となでしこ

今年は満月が綺麗に見れた。
数日、夜中にあまりの明るさに起き
しばし眺め
月光あふれる中、再び眠りに落ちた。
太陽とは違うひかりで
月光も心を癒してくれる。

Fullmoon and Nadeshiko

近江町の花屋で
撫子の小さな鉢を手に入れた。

月となでしこ、
今も昔も人の心を
優しい微笑みでほんのりつつむ。

すべての人の心に
優しい光が届くことを祈って。。。

現在『わart展』NY・東京・金沢展に
出品中です。
同窓生計500名の作品が並び、
会場では売り上げ金の一部を「東日本大震災」へ寄付されます。
詳しくは

http://t-keyaki.web.infoseek.co.jp/ をご覧下さい。

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尾山神社

和漢洋混在の異色な神門に

Oyama-shrine(10×148mm)

天を突き刺す避雷針

かつて灯台の役目をしていたという

当時の人はどんな思いで見たのだろう、
土壁の小さな長屋に住みながら。

他にあまり明かりもなく
暗闇に浮かび上がっていただろう
四面五彩のギヤマンの明かりで

心の火を彩れたのだろうか

 

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金沢東山/ギャラリー椋

いつもお世話になっている
ギャラリー椋さん。

Galley Muku

木材商を営んでいたこの町家は
明治時代、旧北国街道沿いに建てられ
大正時代、
市街電車開通による道路拡張で曳き家、
平成21年の修復を経て
静かに時代を見守ってきた。

現在ギャラリーとして公開され
展示を見に来られる方々の心にも
”受け継ぐ事の大切さ”の種を蒔いている。

奥まった通路の先の中庭は
木枠の中の古いガラス越しの
揺らぐ様に苔の緑が目に優しい。

誰もが立ち止まり
古き時に思いを馳せる。

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天徳幼稚園

依頼があって初めて訪れた。
表のお寺は見ても裏にある幼稚園は
なかなか見る機会はない。

Tentoku-youchien(70×140mm)

園長先生とお話をしてたら
かつて美大の日本画科にモデルの
チャボとウサギを貸し出して下さっていたと、
私の描いたウサギは食べ続けて動かない
すばらしいモデルでしたと、
数十年経ってからのお礼を申し上げる。

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