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ウンナンハギ (Campylotropis polyantha)

木々が春色っぽくなってきた山で
ポツポツと花を見かけるようになり
歩きながら自然と頬がゆるんで笑みがこぼれる
自然には不思議な力があるものだと
春には特に感慨深くなったりもする

整備されず自然のままの山道で
ぽっつり咲いた花を見つけると愛おしくなる
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カンシャクヤク(Hellebore)

そろそろ春…?
まだまだ冬…?
このまま春になっていくのも寂しい。
微妙にワガママな人間の気持ち。
毎朝空を見上げて首をかしげるのはここ数年同じ。

地温が変わったのを教えてくれるのは
動植物と自然。

今年は雪が積もる期間が短かったので
卯辰の家の周りに自生している水仙やスノードロップの葉がまっすぐ伸びています。

ご近所の玄関の可憐な姿の寒芍薬
お茶花だと知ったのはつい最近。
小さな鉢で各季節のお花を育てている御宅が少しずつ減っていくのも
時の移り変りなのでしょうか。

Kansyakuyaku
Helleborus (Christmas rose)
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ホトトギス(Tricyrtis hirta)

そろそろ夏も終わりかなと思う頃
野山に艶やかでいて控えめな色をつけて和ませてくれる

初めて見たのは散歩の帰り道の近所の空き地
蘭のような花姿で野生で咲いてることにとても驚いたのを覚えている
見るからにお茶室に似合いそうな色合いは
いくら眺めても飽きさせない

ホトトギスは日本固有種で、
花被片の斑点が杜鵑の胸の模様に似ていることに由来した名前だとか
卯辰山に杜鵑の鳴く声がしなくなった代わりに
山の上で花が風に揺れて季節の変わり目を知らせている

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